スーツやカバンなど就活用グッズを一通りそろえて、いざ面接!という時に忘れてはならないのが、ストッキング。特にスカートのスーツを選んだ方は、絶対に忘れてはいけません。就活は社会人としてマナーを守れるかを試される場でもあるので、生足では過度な露出でマナー違反と見られてしまいます。
また足元ではあっても、肌に合わない色のストッキングをはいていると違和感。色やサイズもきちんと選びましょう。
今回は意外と見落としがちなストッキングの選び方と伝線を減らす長持ちの秘訣をご紹介します!
腕で試し履き!自分の肌の色を知ろう
ストッキングには「ヌードベージュ」や「ピュアベージュ」など異なる名前の様々な色がありますが、いったいどれが自分に合っているのか、わかりませんよね。
まずは就活女子が一番困る、自分の肌色に合ったストッキングの選び方をご紹介します。
ストッキングの選び方
STEP1:色見本のあるお店にいく
最近ではコンビニでも必ずと言っていいほど、ストッキングが置いてあって便利ですよね。しかし、初めて買う時にはデパートや大型量販店などのストッキングコーナーで買うことをオススメします。なぜなら、実際に商品を手に取れる色見本が置いてあるから。スーツを買いに行ったついでにストッキングコーナーにも寄ってみましょう。
STEP2:商品の色より少し濃い色を選ぼう
商品にも色のイメージがわかるように、厚紙を入れた部分がパッケージの外から見えるような工夫がされています。まずはここの色を参考に自分の肌色に近いものを選びましょう。ここでのポイントは自分の肌に合うと思った商品より、少し濃い色のものを選ぶこと。なぜなら、商品の中に入っている厚紙は真っ白。実際に履いた時の色より薄く見えがちです。自分の肌+αの色味を選びましょう。
大手靴下メーカーの「FUKUSUKE」さんでは、ストッキングのカラーチャートを公開しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
STEP3:色見本を腕で試そう
自分の肌に近いものを選んだら、その商品の色見本を試しましょう。色見本とは言え、実際に履いてみることはできないので、腕で試してみましょう。色見本は筒形になっていることが多いので、腕を筒に通し、少し生地を引っ張ってみて実際の履いた時のイメージに近づけます。この時、腕が焼けている方は腕の内側で試してみてくださいね。腕で違和感がなければ足でも大きな違和感は生まれないでしょう。
脱げない破れないストッキングの選び方
ストッキング選び方のポイントは、実は色以外にもあります。服を選ぶとき同様、サイズはもちろんですが、ストッキングのならではのポイントが。自分に合ったストッキング選びのため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
サイズ
ストッキングのサイズ表記で多いのは、「S~M」「M~L」「L~LL」という3種類。それぞれヒップや身長で選ぶと間違いないでしょう。
【ご参考】
・S-Mサイズ ヒップ:80-93cm 身長:145-160cm
・M-Lサイズ ヒップ:85-98cm 身長:150-165cm
・L-LLサイズ ヒップ:90-103cm 身長:155-170cm
形
たくさんの形があるわけではありませんが、特によく歩く就活生にはヒップにマチがあるものをオススメします。ストッキングやタイツを履いていてだんだんずり下がり、ももの間でもたついたことがある方、いますよね。ヒップにマチがあるものを選ぶと、ヒップラインにしっかりマッチするので、ずれにくくなります。
着圧タイプ
ストッキングには、履いた時に足首やふくらはぎ、ももなどに程よい圧がかかるものがあります。冬に履くタイツでご存知の方も多いですね。着圧タイプのものだとしっかり自分の足にフィットするので、脱げにくく、さらに足が細く見えます。人によってはむくみにくくなるから好き、と言う方も。ただし、サイズが合ってないと窮屈になってしまったり、逆に脱げやすくなってしまったりするので、気を付けましょう。
ストッキング長持ちの秘訣
ストッキングの一番の敵は伝線。爪が引っかかったり、古くなってもろくなっていたり…伝線したり穴が開くと使い物にならなくなっていますね。もちろん、伝線したストッキングで面接に挑むのはNG。面接に行くときは必ず予備を持っていきましょう。
しかし毎回履き替えていては、いくつストッキングがあっても足りません…。そうならないようにストッキング長持ちの秘訣をご紹介します!
履くときはつま先から丁寧に履こう
つま先から腰まであるストッキングを履くのはちょっと面倒で大変ですよね。しかし履くときに丁寧に履いておくと、すべての生地に均等に圧力がかかって破れにくくなります。
ストッキングの履き方
1.右足か左足、自分が履きやすい方のストッキングをシワシワとももの部分から丁寧につま先までたゆませる。
2.たゆませたストッキングにつま先を入れ、ゆっくりと上へそっと伸ばすように履いていく。
3.逆足も同様。
4.両足ともももまで履けたら、腰まで丁寧に上げ、ももにたまったシワを伸ばして完了。
爪を切っておこう
伝線や破れの原因の一つが爪でひっかくこと。足の爪は短く、丸く切っておきましょう。そして手の爪が引っかかることもあるので、手の爪も切っておくとより良いでしょう。
洗うときには細かい網のネットを使おう
何度も同じストッキングを使うコツは、丁寧に洗うこと。必ずネットに入れて洗いましょう。この時、網目が細かく柔らかいネットを使うと傷を付けないので、破れの原因を防げますよ。
まとめ
✓就活で生足はNG!
✓色見本があるお店で買おう!
✓自分の肌に合うパッケージの色より少し濃い色を選ぼう!
✓色見本を腕で試してみよう!
✓サイズはヒップと身長で選ぼう!
✓ヒップにマチがあるともたつかない!
✓丁寧に履いて、ネットで洗えば長持ち!
いかがでしたか?ひとつ自分に合ったストッキングを見つけたら、同じものをまとめ買いしておくと便利ですよ!