自分が一生働くかもしれない企業を見つけ出し、内定を勝ち取るために奮闘する就活。唯一無二の企業はどのように見つけたらよいのでしょうか?業界分析?OBOG訪問?
まずは、自己分析です。
自分が何をしたいのか。仕事に何を求め、将来どのような大人になりたいのか。自分自身のことをちゃんと理解しましょう。
でも「自己分析のやり方がわからない!」と言いう方も少なくないでしょう。今回は就活で正しい企業選びをするために大切な、自己分析の方法を5つご紹介します!自分に合った自己分析の方法を試してみてくださいね。
1.モチベーション曲線
自分を知るには、自分の気持ちがどのようなときに動くかを見てみると理解できたりします。心の変動を見ることができるのがモチベーション曲線。自分の人生の中でキラキラしていた時期と落ち込んでいた時期を分析するためのツールです。
モチベーション曲線の書き方
縦軸をモチベーションやテンション度合いとして、横軸を年齢とします。何歳のいつごろ、モチベーションが上がり、その時にどんなことがあったのかを分析していきましょう。
このように、用紙に、自分の人生の中でキラキラしていた時期、落ち込んだ時期で当てはまるモチベーションレベルの高さに点を書き、すべて書き終わったら、線で結びます。それぞれなぜモチベーションが高いのか、もしくは低いのかを記入していくことで、自分がやりがいを感じることや好き嫌い、志向を知ることができます。
2.自分史
自己分析で一番有名なのが、「自分史」ではないでしょうか?自分の歴史を振り返り、どのような経験をして何を得てきたのか、見つめなおしましょう。
自分史の作り方
自分史の作り方は様々ありますが、ここでは一例をご紹介します。
ノートを用意する
まずはノート(もしくは大きな白紙)を用意します。サイズは自由ですが、多くの項目を書くので大きい方が良いでしょう。
時期を区切る
次にノートを横5つ、縦6つのブロックができるように区切ります。そして一番左の行に上から幼少期、小学生、中学生、高校生、大学生と記入しましょう。それぞれの時代で自分に何が起こったかを振り返るためです。
心に残っている出来事を書き出す
区切った5つの時代で、心に残っている出来事を2行目に記入していきます。細かい時期とどんな出来事かを書きましょう。複数ある場合は、ブロック内を2分割、3分割してもいいですね。
出来事ごとに分析する
出来事を書き出したら、1つ1つ分析していきましょう。3行目から順に次の分析項目を入れていきます。
なぜ心に残っているのか
その出来事が心に残っている理由を書きます。例えば、「剣道の大会で優勝した」であれば、「ずっと予選敗退だったのに、この大会では優勝できたから」などと書けますね。
背景と感じたこと
次に、その経験を得るまでの背景とその当時の気持ちを書いてみましょう。例えば先ほどの「剣道の大会で優勝した」であれば、「小学生からずっと続けていた剣道だが、ずっと大会では悔しい思いをしてきた。中学3年の時、部長になって後輩たちにカッコいいところを見せたいと思い、優勝に向けて毎日早朝に自主練した。徐々に同期や後輩も練習に付き合ってくれるようになった。朝早いのに集まってくれたのは本当にうれしかった。」などと書けます。
その経験を通じて得たもの・学んだこと
最後に一番右の行に、どのような学びや気づきがあったのか、どのようなスキルや変化を得られたのかを書きます。先ほどの例で見ると、「自分ひとりのために頑張ることよりも、周囲に影響を与えることを目標にした方が頑張れる。また、ひとりで朝練していた時にみんなが来てくれた時から、仲間で目標に向かっていくのが好きになった。」などと書けますね。
中学時代が完成するとこのようになるでしょう。
同じ要領で他の時代も埋めていき、いつ自分がどんな成長を遂げたのか見てみることで、自己分析してみましょう。
3.他己分析
自分一人では、自分をすべて分析・理解しきることはできません。自分は他人にどう見られているのか、自分ではない人に分析してもらいましょう。
他己分析のやり方
ではどのように他人に自分を分析してもらえばいいのか、他己分析のやり方を説明します。
分析相手の選び方
他己分析はさまざまな人におこなってもらうと良いでしょう。なぜなら、家での自分、友達の前での自分、アルバイトでの自分では何かしら違いがあるでしょう。その違いを理解するためにも、関係性の異なる人に他己分析してもらいましょう。
分析相手例
・家族 両親/兄弟など
・友人 地元の友達/大学の友達/男友達/女友達/幼馴染/日の浅い友達など
・先輩(後輩) 部活動の先輩(後輩)/アルバイトの先輩(後輩)や店長など
・就活仲間 インターンシップで同じグループだった人など
他人に分析してもらう方法
他己分析してもらう時には、付き合いが長い人には自分史のように、相手の心に残る自分との思い出や言動を書いてもらいましょう。なぜそう思ったのかを聞くことで、自分では気が付かない自分に気が付くことができますよ。付き合いが短い人、もしくは関係性が遠い人には、率直に自分の長所・短所を聞いてみましょう。
周囲からの意見は貴重なもの。自分のことを正しく知るためにもじっくり話を聞いてみましょう。
4.自己分析用WEBツール
最近ではITの力で自己分析ができます。これまで何万もの就活生を分析してきたビッグデータを使って、性格や志向をWEB上で知ることができます。
例えば、マイナビの「適職診断MATCH」簡単な質問に答えていくだけで、自分の性格をチャートにしてくれて、さらには適職を紹介してくれます。電車の中の移動時間で、ポチポチと押すだけなので、スキマ時間を効率的に使えて便利ですね!
5.就職エージェント/キャリアアドバイザー
就職エージェントやキャリアアドバイザーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?就活をお手伝いしてくれる専門機関です。何万人もの就活生の悩みを解決し、さらにその人に合ったピンポイントの企業を紹介してくれる、まさに就活の強い味方!
就職エージェントやキャリアアドバイザーは、その人の性格や志向を面談を通して分析し、どのような仕事が向いているのか、どのように今後の就活を行っていけばよいのかを教えてくれます。
オススメは「ミートボウル」
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まとめ
✓自己分析は就活の登竜門!
✓モチベーション曲線で自分の好き嫌いや志向を理解しよう!
✓自分史で自分の人生を振り返ってみよう!
✓周りにはどう見られている?他己分析で自分では気が付かない部分を知ろう!
✓スキマ時間で自分を知れる!自己分析用WEBツールを活用しよう!
✓就活エージェントやキャリアアドバイザーなど就活のプロに相談しよう!
いかがでしたか?
どれが正しい自己分析、ということもありません。自分にあった自己分析を見つけて、永く働ける唯一無二の企業を見つけてくださいね。