メールやSNSが一般的なコミュニケーションツールとなった昨今ですが、
就活で意外と使われるのが、郵送。
選考の初期段階でESや履歴書を送付することもあれば、
選考途中に成績証明書や卒業見込み書を提出することも。
大事な書類は手渡しでの提出か郵送が多いものです。
実は正式な文書の送付にはビジネスマナーがあります。
今回は意外と見落としがちな郵送封筒の書き方をご紹介します。
丁寧に送付して会わないうちから好印象を与えましょう!
▶履歴書やESに送付書付けた?気が利く就活女子の送付書の書き方
封筒は白の角2がオススメ!
まず、書類はどのような封筒に入れるべきかを見ていきましょう。
封筒の選び方
サイズ
A4用紙を折らずに入れられる封筒にしましょう!
履歴書やエントリーシートはA4かA3の2つ折りが多いもの。
正式な文書は折りたたまない方がよいので、
A4サイズの用紙が入るサイズが良いでしょう。
色
就活のテーマカラーは黒のことが多いですが、
封筒色は白がオススメ。
茶封筒は公式文書では使わないので、
柄や余計な文字の入っていない真っ白な封筒を選びましょう。
学校名の入った就活用の封筒を用意している大学も多いので、
まずは購買へ行ってみても良いかもしれませんね。
相手に読みやすく敬意を払った宛名書きを!
次に封筒の表面の書き方をご紹介します。
主に表面に書くのは相手の宛名。
各順番、位置などももちろんですが、
相手にとって読みやすいかどうかもマナーのひとつ。
封筒を開ける前から好印象を持たれるように覚えましょう!
読みやすい宛名の書き方
ペンは細すぎず太すぎずを選んで!
宛名書きに向いているのは、水性マジック。
油性は裏移りするので、水性がオススメです。
そしてボールペンではなく、細めのマジックを選びましょう。
先ほど紹介した通り、A4サイズが入るほど大きな封筒なので、
細いボールペンでは読みにくくなってしまいます。
水性マジック(細)を選ぶようにしましょう!
封筒の書き方マナー
住所
まずは、一番右手に書くべき住所から。
封筒の右端のラインから少し余白をとり、住所を書き始めます。
できるだけ住所は一行に収まるように書きましょう。
あまりに長い住所の時には二行目にしますが、
二行目の書き始めは一行目より一文字分頭を下げましょう。
マンション名やビル名が短い場合は、下の方に書くとバランスが良くなりますよ。
★ポイント!
住所の数字部分は「○丁目○番地○号」と
省略せずに書きましょう。
会社名
必ず正式名称で記入します。
住所同様、(株)や通称など省略せずに書きましょう。
宛名
会社名の横に記入します。
部署名、役職名、個人名の順で記入し、
名前が封筒の中央に一番大きな文字で書けると良いでしょう。
★ポイント!
担当者の名前がわからない場合は、「ご担当者様」と書きましょう!
裏面も丁寧に!自分の名前もはっきりと読みやすく
相手に届けばOK…ではありませんね。
誰からなのか、自分の記名も忘れずに!
表面同様、書き方にはマナーがあります。
しっかりと覚えてくださいね。
裏面の書き方
住所
封筒半分より左、半分より下にすべてが収まるように書きます。
自分の家の住所の長さを考えて書き始めの位置を決めましょう。
宛名同様、省略せずに番地も丁寧に書いてくださいね。
氏名
住所の左に氏名を書きます。
宛名同様、一番大きな文字になるようにしましょう。
大学名を書く場合には、住所と名前の間。
書き始めが住所よりも上にならないように注意しましょう。
まとめ
✓A4サイズが入る白の封筒を用意
✓細い水性マジックで書くと読みやすい
✓住所は一行にできるだけ収める
✓社名や番地は略さず書こう!
✓名前が一番中央、大きくなるように!
✓裏には自分の情報を。左下の隅に収めよう!
いかがでしたか?封筒ひとつでも書き方だけでその人の人となりが想像されてしまいます。下手でも丁寧に書くように心がけましょう!