就職活動は十人十色。
目指す業界も自己PRも志望動機も異なります。
でも、やっぱり先人の知恵はとても尊いもの!
今回はマーケティングをおこなう元就活女子に
就活体験談とみなさんへのアドバイスをインタビューしてきました!
先輩の経験や失敗から学び、就活を成功させましょう!
企業選びは業界ではなく、自分がこれまで何を軸に選んできたかを大切に
Q.どんな就職活動をしていましたか?
大学3年生に進級した春から就職活動を意識し、
就活本を買ったり就活イベントに参加したりするようにしていました。
夏~秋にかけては1day~5daysのインターンシップに合計7社ほど参加し、
就活解禁の12月前から選考に参加していました。
Q.どんな業界を目指していたんですか?
業界は特に絞っていませんでした。
目指す企業を決める方法として、
自己分析、業界分析、企業分析があると思うのですが、
自己分析までやってみて、OBOG訪問をしていると
広告系が向いているという結果だったんですね。
でも広告業界じゃないといけない理由が見つかりませんでした。
業界を絞る基準を見つけるのが難しかったんです。
そこで、当時インターンでお世話になっていた人事の方に相談したら、
子どものころから今までの人生経験を教えて、と言われ、話してみたんです。
その結果、その方から
「何をやるかは大事にしてないでしょ」と言われ、はっと気が付いたんです。
これまで学校選びも部活選びも何がやりたいか、ではなく、
信頼できる先輩がいるか、導いてくれる先生がいるかで選んでいたんだ、
と気づかさせられました。
そこで4社選考に進んでいましたが、
12月末にいまの会社から内定をいただき就職活動を終了しました。
Q.就活終了が3年生の12月ってとても早いですね。
日本には400万社以上の企業があります。
すべてを見ることはできませんよね。
そう思った時に、
これまでインターンシップを通して相互理解が深い会社と
いまから会う企業では、インターンシップで出会った企業以上に深い関係は気づけないと思ったんです。
それならば、いまいただいているご縁を大切にしよう、と決めました。
たくさんの人と出会い、視野を広げて
Q.就活での失敗談を教えてください!
失敗談はいろいろとあります。(笑)
例えば、早期選考時、ビジネスマナーを知らず
コートを着たまま面接会場に入ったことがあります。
「コートは脱ぐんだよ」と面接官から優しく教えてもらいましたね。(笑)
それから、逆求人イベントで出会った社会人から
ボコボコに自己否定されたことがありました。
当時すごく傷つきましたが、
今思えば初対面の他人の発言をそこまで気にしなくてもよかったな、と思います。
あとは私は九州の大学だったので、
東京までの交通費を毎回両親にお願いしていましたね。
地方の学生さんで東京就職を目指す方は
お金を貯めておくことをオススメします。(笑)
Q.では、就活での成功談はありますか?
一番は、とにかく楽しめたことですね。
いろんな人と出会い、人生のロールモデルが広がりました。
特に地方大学の私にとっては、同世代の東京の大学生が刺激的でした。
就活後も交流のある友人が何人もいて、人生の財産となっています。
就活はたくさんの人と出会い、いろいろなお話が聞ける
またとない機会だと思っています。
その企業は自分が選んだ、と胸を張って言える?
Q.就活女子にメッセージをお願いします!
一番大切なのは、
「自分でここに入社すると決めた」
という納得感がもてるかどうかだと思います。
そうでないと、入社した後に絶対仕事がんばれません。(笑)
妥協することなく企業や人に会いにいき、
時に周りの大人や友人からアドバイスをもらいながら、
最終的な判断は親でも誰でもなく、自分で決める。
そんな就職活動ができることを願っています。
ここまでいろんな人と出会って、
ここまで自分について深く考える機会は、
きっと人生で限られています。
ぜひ楽しんでください!
ぜひ先輩の経験を自分のノウハウにして、就活の成功をつかみ取ってくださいね!