就活女子の自己PRは伝え方で変わる!相手に伝わる話し方4つのポイント


面接で合格を勝ち取るために自分の強みや経験を話す自己PR。これまでの経験を振り返り、特技や個性を文章にして発表する準備をしますよね。でも、せっかく準備した話も伝わらなければ意味がありません。

今回はついつい話過ぎちゃう女子のために、相手にわかりやすく伝えるための「PREP法」という話法をご紹介します!

PREP法とは?

相手に物事を伝えるときの基礎として、社会人になってもプレゼンテーションの場などで活用されるPREP法。まずはどのような話法なのかを説明します。

PREPの意味

PREPはこの話法で話すべき順番の頭文字です。

P OINT=ポイント、結論
R EASON=理由
E XAMPLE=事例、具体例
P OINT=ポイント、結論を繰り返す

つまり、

結論→理由→例→結論の順で話を整理して伝えるのがPREP法なのです。

P=POINTまずは結論から!

まずはPREP法、ひとつ目のP、POINT=結論を見てみましょう。

実は女子にとってはココが一番のポイント!なぜなら、男性に「女子の話は長い」などと言われること、ありますよね?それはプロセスの話が長くオチが見えにくいから。面接では話が長いと思われないように、気を付けましょう!

PREP法では最初に結論を話します。

自己PRでいうと、
「私には行動力と周りを巻き込む力を大切にしています。」
という自分が一番アピールしたい部分です。

これは、私はこれから自分の行動力についての話をしますよ、という宣言であり、興味を引くためです。先に結論を話しておくことで、相手はこれから何についての話が始まるのかがわかるので聞く姿勢が取りやすくなります。

R=REASON理由を伝えよう!

結論を伝えたら、R=REASON。次に理由を伝えましょう。結論の次に理由を話すことで、どのような背景があるのかを伝えることができます

自己PRでいうと、
「何か物事を動かすには、自分が一番に動くことが最も大切だと思っています。しかし、自分一人では成し遂げられることが少ないため、周囲に協力してもらうことが重要だと考えているからです。」
という自分の考えを強める部分です。

結論→理由の順で話すことで、最も伝えたいことを印象付け、自分の意見を強化することができます

E=EXAMPLE具体例で説得力を!

理由の次は、E=EXAMPLE。具体例を話します。自分の意見を強めるためには、具体例が不可欠です。実際にどのような経験でその力が発揮されたのか、これまでにどのようなときにそう思ったのか、事実を述べることで、話に説得力を持たせましょう

自己PRで言うと、

「高校の時に1勝もしたことのないバレーボール部に所属していました。3年の最後の大会前、私は1勝したいと思いました。しかしキャプテンでもない私が簡単に練習内容を変更することはできず、まずは部活動が休みの日に自主練することで、自分がうまくなろうと努力しました。それまで大して練習もしていなかったので、練習すればするほど上達し、周囲からも認められるようになりました。そして1か月後、自分の気持ちを同期に打ち明け、練習量を増やし1勝を目指すことになりました。私たち3年が休みの日も練習をしているのを見て次第に後輩たちも練習に参加してくれるようになりました。大会では結局1勝はできませんでしたが、これまで取ったことのなかった1セットを取ることができました。なにより、仲間とお同じ目標に向かう楽しさを知りました。」

という実体験の部分です。

具体例は長くなってしまいますが、先に結論を話しておくことで、長い話も聞いてもらいやすくなりますね。

P=POINT最後に結論でぐっと締めよう!

最後はもう一度P=POINT、結論で締めましょう。もう一度自分が伝えたいことを改めて述べることで、さらに印象を付けられます

自己PRでいうと、

「この経験も含め、自ら動く行動力と、成し遂げたいことに向けて周りを巻き込む力を大切にしています。」

というまとめの部分です。

最後に結論を話すことで、ぐっと話が引き締まりましたね。

まとめ

いかがでしたか?

PREP法は

P OINT=ポイント、結論
R EASON=理由
E XAMPLE=事例、具体例
P OINT=ポイント、結論を繰り返す

の順で話すことで自分の言いたいことをわかりやすく伝える話法です。自己PR以外でも自分の意見を伝えるときには効果的な話法ですので、ぜひ活用してみてくださいね!

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m.t
ライター紹介
カケハシスカイソリューションズ4年目。マーケティング室で新商品の企画・運営を行いながら、自社の採用担当として新卒採用に携わる。好きなものは、キャンプ、フェス、映画、旅行、お酒。苦手なものは、甘いもの。