就職活動は十人十色。
目指す業界も自己PRも志望動機も異なります。
でも、やっぱり先人の知恵はとても尊いもの!
今回は人材業界で採用コンサルティングをおこなう元就活女子に
就活体験談とみなさんへのアドバイスをインタビューしてきました!
先輩の経験や失敗から学び、就活を成功させましょう!
働く生の声が何よりの情報
Q.どんな就職活動をしていましたか?
私の実家は自営業で旅館を経営しています。
就職先として、家業を継ぐことも選択肢のひとつでした。
だからこそ、会社員として働くことを前提とした枠組みの中で考えるのではなく、
より広く、自分はどんな人のために動きたいのか、
という根本の軸を確認しながら、就活をしていました。
Q.何を大切に就活していましたか?
「人や組織が持つ本来の力を引き出したい」という思いですね。
それに加えて、大学のゼミで接することが多かった
「中小企業の社長」と関わることができる仕事。
実家が自営業ということもあって、経営視点で物事を考えたい
という気持ちもありました。
Q.どんな業界を目指すことに?
業界・業種で仕事を選ぶのではなく、
働き方や接する人、仕事中に考える視点などを基準にしながら
就職活動を行いました。
1番重視していたのが、OB・OG訪問です。
大学3年生の秋ごろから、
20名以上の人に会って話を聞いていたと思います。
Q.20人も!
やはり生の声が一番自分の働くイメージを沸かせるのにぴったりだったんです。
できるだけたくさんの実際に働く方の声を聞いて、
どのような企業か、自分が働いたらどんなふうになるのか想像を膨らませていましたね。
結果として、半官半民の中小企業支援機関と
採用コンサルティング企業に内定をもらい、
より現場の声に近い採用コンサルティング企業に就職を決めました。
備えあれば憂いなし
Q.就活での失敗談を教えてください!
結構シンプルな話なんですが(笑)、
最終面接の前にカレーを食べた時、
勢いよく食べすぎて白いシャツにカレーが飛んでしまいました。
ちょうど見えない場所だったので、面接自体はなんとか乗り越えたのですが、
とにかく焦って、最終面接前にかなり動揺してしまったんですよ。
Q.それは焦りますね。どんな対策がオススメですか?
私はもしものことを考えて、
余分にシャツやストッキングを持ち歩くようになりました。
汚さないように気をつけることも大切ですが、
いつどこで汚れるかわからないじゃないですか。
大事な面接の前に焦ってしまわないように、
予備をちゃんと準備しておくことが大切です。
そして食べ物には注意です!(笑)
働き方が多様化しているいまだからこそ、自分がやりたいことを見つめて
Q.就活女子にメッセージをお願いします!
就職活動を言い換えるとすれば、
「自分が何を大切にしたいか再確認する機会」だと思います。
「自分にとって働くとはなにか」
「どんな人と関わりながら社会とつながっていきたいのか」
そんな抽象的な問いを考えることは時間がかかりますが、
しっかりと腰を据えて考え続けたことは、
社会に出てからも自分の原動力につながります。
また、その問いについての答えは就職先だけではなく、
もっと広い視野で人生のことを考えたときに、
ヒントを出してくれるものだと思います。
現に私も、視野が狭くなり目の前のことしか見えなくなってしまった時や、
落ち込むことがあった時に、大切にしたい考えや視点を思い出し、
自分を奮起させています。
(もちろん美味しいものを食べることや旅行に行くなども最高のリフレッシュ方法です。)
多様な働き方を選ぶことができる今の時代だからこそ、
就職活動は大切にしたいこと・基準にしたいことを再確認できる絶好の機会です。
既存の枠組みだけで判断せずに、
新たな働き方をつくっていくのは自分だという気概を持って、
就職活動に臨んでもらえればと思います。
ぜひ先輩の経験を自分のノウハウにして、就活の成功をつかみ取ってくださいね!
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