総合職と一般職の違いって?女子の職種の選び方3つのポイント(基礎編)

どんな企業に将来就職するか。
業種や職種、勤務地や給料…
目指す企業を決める要素は様々。

中でも職種はどのような仕事かわからず
なかなか決められないのではないでしょうか?

まずは職種選びのポイントを学び、
自分が目指す企業、自分に合った働き方を見つけましょう!
今回は総合職と一般職の違いをご紹介します!

総合職は転勤有、一般職は地元就職?

総合職、一般職とそれぞれ一言に言っても
その中身には様々な職種が含まれています。
総合職には、営業職や企画職、人事など、
一般職は主に事務職と言われる職種があります。

まずはその違いを理解しましょう!

総合職と一般職の違い

仕事内容

含まれる職種が異なるので、もちろん仕事内容はそれぞれ異なりますが、
大きなポイントは定型的かそうでないか。

総合職のお仕事は先ほどもご紹介した通り、
営業や企画など、自分の考えや経験を持って
日々異なることにチャレンジするお仕事です。

一般職では、業務の幅が狭く、
ある程度決まった範囲での仕事をします。
例えば日々のデータ入力など
ルーティンワークが多いのも特徴の一つ。
総合職を支えるサポート役というイメージが
想像しやすいでしょう。

どちらが良い、悪いということは全くありません。
どちらもなくてはならないお仕事。
自分の向き不向き、どんなことがやりたいかによって
決めることがほとんどです。

勤務時間

もちろんその時の状況に寄りますが、
勤務時間も異なります。

総合職は幅広い仕事をしている分、残業や休日出勤があることも。
一般職は定型の仕事が多いので、時間通りに仕事を進めていれば
大幅な残業や休日出勤は少ないという特徴があります。

キャリア

大きな違いのひとつとして、キャリアがあります。

総合職はその企業の幹部候補生として採用されることが多く、
経験やスキルアップによって様々な役職につき、
キャリアを上げていくことができます。

リーダーやマネジャー、課長、部長と言われるような役職が用意されているのが、
総合職です。

一方一般職は、キャリアの幅はあまり大きくなく、
変わらずその仕事を続けていくことができます。

給与

総合職と一般職では給与も変わります。

総合職は一般職よりも給与が多い企業がほとんど。
仕事の幅が広い分、月々の給与の幅も広く、
キャリアの幅が広い分、昇給の幅も広いものです。

勤務地

総合職では転居をともなう転勤がある可能性があります。

今後幹部として成長してもらうため、様々な現場での経験を求められるからです。

もちろん、企業によって転勤があるかはバラバラ。
総合職=転勤有、ではありません。

一方、一般職は転勤がほとんどありません。
その企業のその支店所属となりサポートを続けるので、
基本的にはずっとその支店で働くこととなります。

いかがでしたか?
少し総合職と一般職の違いについてわかってきましたでしょうか?

それでは、女子が総合職と一般職を選ぶときのポイントを見てまいりましょう。

ポイント1.どこで働きたい?

生涯働くかもしれない企業選び。
それはどこに住むか、も大事な選択の一つですよね。

職種選びのひとつで大切なのは、勤務地。

地元にしかない企業なら良いのですが、
支店や事務所が多数全国にある企業の総合職では、
転勤があるかもしれません。
そもそも入社してからの配属も地方になるかもしれません。

どうしても地元に残りたい、どうしてもこの地域で暮らしたい
というかたは一般職の方が安心かもしれませんね。

ポイント2.どんな仕事がしたい?

仕事を選ぶ上で大切なのは、もちろん仕事内容。
先ほどもご紹介したように、総合職と一般職では
大きく仕事内容が変わります。

自分のアイディアや考え方をどんどん広げていきたい
世の中にあっと驚く何かをつくりたい

など、自分が前のめりに何かをしたい、という方には

総合職が向いているかもしれません。

誰かをそばで支えたい
ルーティンワークが好き!

など、サポートすることが好きな方は
一般職が向いているかもしれません。

これまでの自分を振り返りながら、
自分が長く続けられるのはどちらか、どんな仕事か考えてみましょう。

▶女子のための自己分析はコレ!自分を理解する5つの方法

ポイント3.目指すのはキャリアウーマン?

最後に一番大切なポイントを見ていきましょう。

それは、自分が将来、どんな姿になりたいか。

バリバリのキャリアウーマンで仕事からたくさんの経験を得て、
部下を持ったり、自分のプロジェクトを持ったりしながら、
役職や責任の範囲、権限を広げていきたいのであれば、
総合職を選びましょう。

その仕事のプロとなり、誰かを支える仕事をしながら、
趣味の時間を楽しんだり、
子どもとの時間を多く取れるお母さんになりたいなら
一般職がオススメでしょう。

ちなみに総合職だから産休・育休が取りにくい、
ということではありません。

総合職でももちろん結婚して子どもがいるママは多いもの。
ただ、総合職は幅広い業務を担当していて残業になることもあるので、

一般職の方が、残業が少なくなりやすい分、
子どもとの時間は多く取れる可能性が高いのも事実です。
子どもが小さいうちは総合職から一般職に移る方もいますね。

こちらも企業によって異なるので、
説明会や選考でしっかり質問しましょう。

自分は将来どんな姿になっていたいですか?
20代の自分、30代の自分を思い描いてみましょう。

▶【後悔しない!】産休育休から見る女性が働きやすい会社を選ぶ3つのポイント

まとめ

✓総合職と一般職では仕事内容も給与もキャリアも異なる
✓働きたい場所が決まっていたら一般職の方がオススメかも
✓自分の得意不得意や性格によって選ぼう
✓自分が将来どんな姿になっていたいかが一番大切

いかがでしたか?現代は昔に比べて女性も様々な働き方ができるようになりました。自分に合った働き方や仕事を見つけてくださいね!

m.t
ライター紹介
カケハシスカイソリューションズ4年目。マーケティング室で新商品の企画・運営を行いながら、自社の採用担当として新卒採用に携わる。好きなものは、キャンプ、フェス、映画、旅行、お酒。苦手なものは、甘いもの。